Qt(キュート)のバージョンを変更した後にする、Visual C++ 2008 上での設定を紹介します。
Qtのバージョン変更後は、以前のバージョンで作成されたプロジェクトファイルをそのままビルドすることができません。
ビルドすると下記のようなエラーメッセージが出力されるはずです。
Qtのバージョンを変更するには、「ソリューション」の設定から変更する方法と「プロジェクト」の設定から変更する方法の2種類が存在します。
まずは、「ソリューション」の設定から変更する方法を説明します。
Qtのバージョン変更後は、以前のバージョンで作成されたプロジェクトファイルをそのままビルドすることができません。
ビルドすると下記のようなエラーメッセージが出力されるはずです。
ソリューションからQtのバージョンを変更する
Qtのバージョンを変更するには、「ソリューション」の設定から変更する方法と「プロジェクト」の設定から変更する方法の2種類が存在します。
まずは、「ソリューション」の設定から変更する方法を説明します。
- ソリューションファイルを右クリックし、「Change Solution's Qt Version」を開く
- 「Set Solution's Qt Version」のウインドウから、使用したいQtのバージョンを選択する(ここでは、Version 4.7.0)
以上です。
プロジェクトからQtのバージョンを変更する
次に、「プロジェクト」の設定から変更する方法を説明します。
- プロジェクトファイルを右クリックし、「Qt Project Settings」を開く
- 「Qt Project Settings」内の「Properties」の「Version」が空欄なので、使用したいQtのバージョンを選択する(ここでは、Version 4.7.0)
以上です。
- プロジェクトファイルを右クリックし、「Qt Project Settings」を開く